はじめに
皆さん、個人年金保険へ入ることへ考えたり、
既に個人年金保険へ入っていたりしますか?
私は入ってました。ただ、最近、私には間違いだったと気づき、解約しました。
「-156,294円」 の損をしましたが、更に続けていたら、もっと損をするところでした。
何故、間違いだったと考えたかをご紹介いたします。
私の考え = 解約
上場投資信託(ETF) へ投資した場合と比較して、
個人年金保険は全くお得じゃないと思い、解約しました。
個人年金保険をするぐらいなら、上場投資信託(ETF)へ投資した方が断然良いと考えております。
どこがお得じゃないの?
①全く増えない
当時、社会人2年目で保険に入った記憶があります。
当時は、将来の年金を増やそうと思い、個人年金保険は入りました。
どのくらい増えるのかというと、
65歳迄に「4,640,544円」を払い込んで、
65歳から「60万円」を毎年、10年間貰えるというものでした。
つまり「600万円」貰える。
受取率(※)で計算すると「約130%」でよく見えますが、
24歳で入り、約40年間、毎月約1万円をぶち込んで、「約130%」 となっております。
※受取率:払込保険料の累計額に対する満期までの受取総額の割合。
投資的に考えると以下、図となります。
②節税(年末調整で還付される金額)に騙されるな
私のケースだと 10,800円/年 が年末調整で戻ってきますが、投資に比較すると全然良くありません。
年間約12万円支払ってましたので、
所得税の控除額は4万円。
住民税の控除額は2.8万円。
【計算】
・所得税部分:4万円✕20%(※)=8,000円
・住民税部分:2.8万円✕10%=2,800円
→合計:10,800円/年
※課税される所得金額:3,300,000円 から 6,949,000円までに該当する方
【40年間入ったとすると】※年収が同一の場合
10,800円✕40年間=432,000円
上場投資信託(ETF) へ投資した場合
未来の予想はできませんが、過去実績をご紹介いたします。
「S&P500」といわれているアメリカの代表的な株価指数へ、
過去に遡って1万円を毎月投資したとすると以下の表ような結果となります。
※過去の20年前に遡っての運用成績は約年7%ぐらいの利回りがあったみたいです。
元本(4,800,000万円)+運用収益(21,448,134万円)=合計(26,248,134万円)
全然違いますよね。
これなら、老後2,000万円問題は解決です。
ただし、上記は過去データを参考にしているもので、将来を保障するものではございません。
将来は予測できませんが、過去データは参考にすることができます。
実際に入っていた保険
実際に入っていた保険は
「東京海上日動あんしん生命保険(株式会社)」さんの
「5年ごと利差配当付個人年金保険」というものです。
解約でどれくらい損したの?
「707,400円」を払い込んで、「551,106円」が戻って来ました。
「-156,294円」でした。
私はここで気づいてよかったと思っています。
まとめ
40年後、①・②どちらが良いか?と聞かれれば、私は②と回答します。
必ず②になる保障はないですが、そのポテンシャルはあると考えております。
①600万円(保険)+ 43.2万円(節税)=643.2万円
②2,624.8万円
私が勉強した本
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